翼状片手術について

翼状片手術

翼状片手術について

翼状片とは

翼状片とは

翼状片とは、白目の表面を覆っている半透明の膜である結膜が、目頭(めがしら)の方から黒目に三角形状に入り込んでくる病気です。自覚症状としては充血や異物感などがあります。高齢者に多く病気の発生には紫外線が関係しているといわれています。

◆ 手術時期

手術を行うことで、角膜乱視を軽減することができます。

●手術時期

瞳孔付近に迫ってきた場合、手術適応になります。

◆ 手術方法

手術は角膜に侵入した翼状片の組織を取る手術で、局所麻酔でおこないます。手術時間は15分程度です。日帰り手術ですから入院の必要はありません。
翼状片は結膜の下の線維芽細胞が増えすぎたためにおこる疾患です。ですから、翼状片を手術で切除しただけでは、時間が経つとその細胞が再び増殖する可能性が高くなり、再発率は50%とも言われております。 そのため、翼状片をとるだけでなく、その再発を予防する方法が必要となってきます。

再発の少ない手術として、遊離結膜弁移植という手術があります。
翼状片を切除した部位に、自分の結膜の一部を他の部分からとってきて縫いつけます。
この方法だと初回手術の再発率は5%未満です。

●手術時期

再発を繰り返す症例には、マイトマイシンCという抗がん剤の一種を使用します。
この薬剤は増殖を抑える効果があり、増殖組織を切除した後に塗布します。
これにより再発率が低下します。

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