光がまぶしい・
まぶしいと感じる

目・光がまぶしい誰もが、日常生活の中でよく「まぶしさ」を感じますね。しかし通常、そこには明らかな原因があります。太陽や照明など光源を直接見たとき、暗いところから明るいところへ出たとき、サングラスを取ったときに感じる眩しさが、これにあたります。しかし、以前は何も感じなかった明るさがやけにまぶしいと感じたとき、暗いところで正体不明の光が見えたとき、特に光源を直視したわけでもないのにまぶしいと感じるときは、注意が必要です。夜間の対向車のライトがまぶしいという場合などは、事故にもつながりかねませんので、お早目にご相談ください。なお、このような症状を総じて、「光視症」と呼びます。

光がまぶしい・まぶしいと感じる原因

白内障やドライアイ、結膜炎といった眼の病気をまずは疑います。また、脳の異常を原因とすることもあるため、その鑑別も重要です。その場合は、まぶしいといった症状が、両目に、同時に現れやすいことが特徴です。

光のまぶしさを引き起こす疾患

まぶしいという場合には、以下の病気を疑います。脳の病気が疑われる場合には、提携する専門の医療機関を速やかにご紹介します。

白内障

白内障主に加齢を原因として、水晶体が濁る病気です。年齢を重ねるごとに発症率は高くなり、80歳以上の方のほぼ100%に見られます。一方で、40代で発症することもあります。目のかすみ、物が二重・三重に見えるといった症状に加えて、まぶしさを伴うことがあります。

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眼瞼けいれん

眼瞼けいれん

日本眼科学会画像 引用

まぶたを閉じる筋肉(眼輪筋)の持続的な収縮によって、意に反して目を閉じてしまう(閉じていると楽な)、40歳以上の女性に多い病気です。瞬きの増加、眩しさといった主症状に加え、目の乾燥、ショボショボ感、まぶたのぴくぴくとした痙攣などが見られます。当院では、神経眼科にて眼瞼けいれんの専門的な治療を行っています。

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ドライアイ

ドライアイ(角膜乾燥症)涙の量の減少、成分の変化などによって、目の乾燥をきたす病気です。現在、潜在的な数を含めると、国内だけで約2,200万人のドライアイ患者がいるといわれています。まぶしさの他、目の乾き、目の疲れ、ゴロゴロとした異物感、目のかすみなどの症状が見られます。

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結膜炎

結膜炎アレルギーやウイルス感染を原因として起こる、結膜の炎症です。ゴロゴロとした異物感、目の充血や痒み、まぶしさなどの症状を伴います。ウイルス感染を原因としている場合には、発熱や吐き気、下痢といった症状も見られます。

ぶどう膜炎

どう膜炎

日本眼科学会画像 引用

サルコイドーシス、原田病、ベーチェット病といった免疫系の疾患、細菌・ウイルスへの感染などを原因として起こる、ぶどう膜の炎症です。炎症は、目の中へと波及していきます。まぶしさの他、目の痛み、視界のぼやけ、飛蚊症などの症状が見られます。

光がまぶしい時のケアや対策について

眼の乾燥を防ぐ

眼の乾燥を防ぐパソコンやスマートフォンを長時間使用する方は、休憩を挟んだり、意識的にまばたきの回数を増やすなどして、眼の乾燥を防ぎましょう。加湿器の利用、目薬の使用なども有効です。

眼を紫外線から守る

眼を紫外線から守るサングラス、帽子、日傘などをうまく活用しましょう。サングラスは、レンズの色の濃さではなく、UVカットの機能の有無を見て選んでください。

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